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山梨ジュエリーミュージアムで幻の装飾技法「ピクウェ」を目に焼き付けてきました

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ジュエリー好きなら一度は訪れてみたい場所、ということで山梨県の甲府市に行ってきました

静岡から高速と一般道を使って3時間ほど、西富士道路から山を越えて山梨に入り
クネクネの山道を下っていくと四方を雄大な山脈に囲まれたすっごい広い甲府の盆地が見えてきて到着早々に少しだけ感動

甲府には高校の時に部活の合宿で行ったきりだったんですけど
当時受けた街の印象とはだいぶ違っていて、前はもっとぱっとしない街に見えたのに
ジュエリーの産業の中心地だって知った今では何だかすっごい貴重な場所、
大げさに言えば山に囲まれたひっろい甲府盆地がいわゆる”聖地”みたいに見えちゃたんですよね

やっぱり物事の背景知ってから何かに臨むと自分の中で価値が何倍にも膨れ上がるんだな~みたいな

そんなことを思いながら市街地まで車を走らせて
まず最初の目的地「山梨ジュエリーミュージアム」を訪れました

出典:https://www.pref.yamanashi.jp/yjm/index.html

 

ここから先は山梨ジュエリーミュージアムの感想レビューです↓↓↓

山梨は日本のジュエリー産業を支える町として有名で国内出荷額の約3分の1は山梨で作られたジュエリーらしく
なんでも江戸時代に上質な水晶が発掘されてその水晶をきれいに研磨する技術が伝えられたことをきっかけにジュエリー産業が発展していったとか

山梨ジュエリーミュージアムは、そんな歴史ある「山梨ジュエリー」のすばらしさを発信する施設なので一回見とかなきゃなと思って来館したわけです

僕が行った時には「主張するジュエリー展」という会館5周年を記念した気合の入った展示会が開催されていて、
タイトル通りコーディネートの主役となるようなインパクト強めの凝った作品がメインに並べられていました

率直な感想はとても良いものを見られたな、という感じで
日本を代表するジュエリー作家たちの作品を生で見られるのはジュエリー好きからしたらたまらないと思います

カメオやインタリオ、エナメルやピクウェなど高度な技法を使ったジュエリーがたくさんで
見てて全然飽きなかったし
むしろ一つ一つ細かいところまで何時間かかってもいいから見尽くしたい!と思ったほど

展示数は多くないので実際は1時間もあれば回り切れちゃいますけど
研究するつもりで細部まで見ていったら1日でも足りないくらい濃い展示でした

個人的に好きだな~と感じたのは塩島敏彦(東峰)さんのピクウェという技法を使った作品と
村松司さんのエナメル作品

お二方のジュエリーは山口遼さんの「日本のジュエリー名鑑」という本に載っているのを見てから好きになったので現物を拝見できて感激でした

ちなみにピクウェというのは象牙やべっ甲といった有機物の表面に金や銀などの無機物を押し込んで模様を作る象嵌の一種
17世紀のフランスで生まれ19世紀末に廃れてしまった幻の装飾技法です

「そんな高度な技術をなんで日本人の塩島さんが習得してるの?」という疑問が残ると思いますけど
それについてはまた別の記事で取り上げたいと思います

エナメルは金属の上に塗ったガラスの粉末を焼き溶かして色なり模様なりを表現する技法のことです。
エナメルは日本では七宝なんて言われたりもしますよね

そしてジュエリーミュージアムに実際に展示されている塩島敏彦さんのピクウェ作品はこれです(パンフレットに記載の写真)↓

塩島敏彦さんの作品 出典:https://www.pref.yamanashi.jp/yjm/tenji/kikaku019.html

 

画像が見にくいと思うので塩島さんの公式HPからも引用させていただきます!↓

塩島敏彦さんの作品 出典:http://www.toho-pique.com/works_pique.html

塩島敏彦さんの作品 出典:http://www.toho-pique.com/works_pique.html

村松司さんのエナメルジュエリーはパンフにも記載がなかったので村松さんの公式HPから

こんな作品です↓

村松司さんの作品 出典:https://www.kobomuramatsu-jewelry.com/collection

村松司さんの作品 出典:https://www.kobomuramatsu-jewelry.com/collection

どちらも目の保養になるような美しいジュエリー
企業秘密とかいっぱいあるんだろうけど素直に制作風景も見て見たいな~なんて思っちゃいます

やっぱりエネルギーを注いで作られたジュエリーは作品から溢れるパワーが桁違いでした

ジュエリーミュージアムでは大手のメディアには掲載されていない作家さんたちの作品も見られますし
山梨がジュエリー産地へと発展するきっかけを作った水晶原石や研磨前のカラーストーンの展示も全て入場無料で楽しめるので
ジュエリーマニアなら必見のスポットです

コンパクトな展示で
自然から採取した鉱物が人の手によって加工されてジュエリーに仕上がるまでの一連の流れをざっくりと知ることができます

飯野一郎館長の記念展示やキキョウカットで有名な清水幸雄さんのドキュメント映像についてなど
本当はもっと書きたいことがあるんですけど想像以上に長くなってしまいそう
ということでこの記事は一旦ここで終わりにしたいと思います

続きはこちらの記事で↓

それではご愛読ありがとうございました。

 

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