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ジュエリーの分野で注目を集める日本固有の金属のお話

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四分一(しぶいち)

四分一は銅と銀から成る合金です。
銅3に対して銀1の割合で配合され、銀の割合が全体の4分の1であることから四分一と名付けられました。

灰褐色の渋い色味が特徴となっていて
四分一には、古来より日本の武具や刀装具などに用いられてきたという歴史があります。

工芸品の分野ではメジャー素材として扱われている四分一ですが
ジュエリーの分野で用いられはじめたのはつい最近のことです。

ちなみに四分一は朧銀(ろうぎん、おぼろぎん)とも呼ばれています。

赤銅(しゃくどう)

赤銅は銅に少量の金(2~8%ほど)を混ぜて作られる日本固有の合金です。

四分一と同じように赤銅はヨーロッパ製のジュエリーではまず用いられない金属として知られています。

発色処理前の赤銅は、よく見かける銅板のような橙色をしているのですが
「煮色仕上げ」と呼ばれる発色処理を行うことで、紫がかった渋い黒色に変化し
その美しい暗色が他の金属にはない赤銅の魅力です。

緋銅(ひどう)

緋銅も四分一や赤銅と同様に、古くから刀装具の装飾に用いられてきた合金です。

緋銅の最大の特徴となっている鮮やかな緋色は、磨き上げた純銅を限界まで熱して
ちょうど良いタイミングでホウ素水溶液の中に入れて冷却することによって生まれます。

冷ますタイミングや炙る位置を失敗すると鮮やかな緋色に発色しないため
美しい緋銅に仕上げるためには熟練の技術を必要とします。

下の動画で緋銅の作り方がわかりやすく解説されていますので参考にしてみてくださいね。

木目金(もくめがね)

木目金とは、異なる種類の色金(いろがね)を何層にも加熱圧着した合金で木目のような文様を作る日本独自の金属加工技術です。

木目金の模様を美しく生み出すためには非常に高難度の技が必要で
日本でも一握りの職人しか完璧な木目金を作れないと言われています。

木目金はヨーロッパやアメリカの彫金師が目にすると驚きの声を上げるくらい
外国では見慣れない日本固有の高度な技術として知られているので
この先木目金を使った日本のジュエリーが、欧米からますます注目されていくでしょう。

 

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