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K18とK10の違い。価値が高いのは?お手頃で買えるのはどっち?

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ジュエリーを見ているとK18とK10という素材に出くわして、2つの違いは何?と疑問に思うことが多いですよね。

K18とK10には価格や見た目、アレルギーの起こりやすさなど色々な違いがあって
身につけるシーンやその人の体質によっておすすめが変わってきます。

この記事ではK18とK10を比較してそれぞれの素材がどのような人と相性が良いのかまとめているので、
自分へのご褒美や大切な人へのプレゼント選びのときに役立ててくれたら幸いです。

金の含有量はどっちが多い?

K18の方がより多くの金を含んでいる

K18の金の含有量は全体の約75%で、K10の金の含有量は全体の約42%ですから
K18の方がより多くの金属を含んでいます。

K18とK10の金以外の残りの金属は、一般的に銅と銀の割金が混ぜられていて
K18なら金以外の25%、K10なら58%が銅と銀で構成された割金。

銅を多めに配合すると金属の赤みが増してピンクゴールドになったりと、
割金の配分を変えることによって素材の色味を変えることができるんです。

割金の比率について

割金に関しては明確なルールがないので、
例えばK18を占める25%の割金のうち何%が銅で何%が銀なのかはブランドによって異なります。

K18なら75%、K10なら42%の金が含まれていれば
残りの金属がどのように配合されていてもK18やK10と呼ぶことができるわけです。

ちなみに割金の細かな配合によって地金を繊細な色味に調整することでオリジナルのカラーゴールドを開発するブランドも多く、
そういったブランドは割金の配合を企業秘密にしていたりもするので、割金は作り手の開発力が問われる重要なポイントだったりします。

価格・価値が高いのは?

K18の方が金の含有量が多いため、当然ながら価格も価値もK10よりK18の方が高くなります。

高級ジュエリーブランドはK10ではなくK18を使っているケースがほとんどなので、
ジュエリーに素材の価値を求める人や一生もののジュエリーが欲しい人にはK18をおすすめします。

ちなみに2018年8月23日現在のK18とK10の1グラム当たりの相場は、K18が3,410円、K10が1,775円です。

見た目・色合いはどう違う?

イエローゴールドの場合

イエローゴールドの場合は、
K18がはっきりとした鮮やかなゴールドカラー、K10は柔らかくて淡いシャンパンのような色合いのゴールドカラーになります。

ピンクゴールドの場合

ピンクゴールドの場合は、
赤みを左右する銅の割合が多いK10の方が鮮やかなピングゴールドになります。
K18は金の割合が多い分、ふんわりとしたやさしい色味のピンクゴールドになります。

ホワイトゴールドの場合

ホワイトゴールドは金のK18かK10かということに関係なく
どちらも同じように表面をロジウムコーディングしているため、見た目の違いはありません。
どちらも同じシルバーカラーをしています。

変形のしにくさ

金は柔らかい金属なので、金の含有量が多いほど素材も柔らかくなり変形しやすくなります。
そのためK18とK10では、金の配合量が少ないK10の方が変形しにくく硬い素材なんです。

硬いと傷もつきにくくなりますから、K10の方が傷にも強くなりますので
リングやバングルなど接触による傷や変形が多くなりやすいアイテムはK10素材の方がおすすめかもしれません。

ただ硬い金属は加工しにくく割れやすくもなるため、
K10のリングはサイズ直しができないケースが多々あります。
購入する際はその点をお店側に確認するようにしましょう。

変色のしにくさ

K18の方が変色しにくい

金は非常に退色しにくい素材ですから、その金の含有量が多い分、K10よりもK18の方が変色はしにくくなります。
だからと言ってK10が変色しやすいかと言えばそうではなく、K10は全体の半分ほどが金なので銅や銀よりもずっと変色に強い素材です。

K10は真鍮やシルバーのアクセサリーに比べれば経年変化しにくく、何年も愛用できる金属なんですよ。

素材よりもお手入れの仕方が大切

K18かK10かということに関わらずどんなジュエリーでもお手入れを怠れば徐々に変色していきますし、
しっかりメンテナンスすれば長年使い続けてもキレイな状態を保てます。

ジュエリーに汗が付着したりベトベトした手で触ったりした時には
その都度柔らかい布で拭いたり中性洗剤を入れたぬるま湯につけて洗ったりして、こまめなお手入れを欠かさないようにしましょう。
直視日光が当たる場所や湿気の多い場所を避けて保管することも大切です。

金属アレルギー発症率

K18の方が金属アレルギーを起こしにくい

金属アレルギーの起こりにくい素材として知られている金の含有量が多いため、K18の方が金属アレルギーが起こりにくい素材です。

なので金アレに敏感な人にはK18製のジュエリーの方がおすすめですね。
(ごく稀に金にアレルギー反応を起こす人もいらっしゃいます。
K18だからといって金属アレルギーを起こす可能性がゼロということではありませんのでご了承ください。)

ホワイトゴールドには要注意

ホワイトゴールドは金にパラジウムという金属を混ぜて白くしたカラーゴールドです。
そしてパラジウムは比較的金属アレルギーの起こりやすい素材として知られているため、
金属アレルギーにかかりやすい人はK18とK10の中でもホワイトゴールドには注意してください。

ホワイトゴールドは18金なら18KWG(White Gold)という刻印が打たれますので、
素材をチェックする際はその点を確認してみてくださいね。

どっちがおすすめ?

K18とK10にはそれぞれに魅力的なポイントがありますので、あなたに合った方を自由にセレクトしてくださいね。

例えば一生もののジュエリーが欲しかったり、大切な人へのプレゼントだったりした場合には
やはり素材の価値が高くて何年も使い続けられるK18製のジュエリーがおすすめですし、
ファッション性重視で手軽にジュエリーを楽しみたいのであればK10の方がリーズナブルにおしゃれを楽しめます。

K18とK10はどちらも立派な貴金属ですから、あなたの好きな方をあなたの好きなように選んでいきましょう!

 

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